こども園からのお知らせ!
蝶の誕生!
2018/05/29 |
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春を見つけに年長組、年中組、年少組が加納城址公園に出かけました。 公園に行くと、アゲハチョウがたくさん飛んでいました。 たまたま保護者の方と話をしていたら、加納城址公園内のミカンの木にアゲハチョウの幼虫がたさんいるとのこと。 早速、卒園児に協力してもらい幼虫を捕ってきてもらいました。 年長組の子どもたちは育てる気満々。 観察が始まりました。 まずはえさの確保。 園の隣の家にミカンの木がなっていることを知っていたので、ミカンの葉をおすそ分けしてもらえるよう子どもたちとお願いに行きました。 快く話を聞いてくださったおばあ様が 「蝶の幼虫を育てるのなら、やわらかい葉をもっていってね」 と教えてくださいました。 地域の中で子どもたちが育っていくということはこういうことだなぁ…とうれしく思いました。 毎日糞をかえたり、えさをもらいに行くことが日課になった子どもたち。 世話をしていると、黒い幼虫がアオムシに変わり、青虫がさなぎに変わり、緑色をしていたさなぎが黒っぽくなり…そしてついにチョウになりました。 子どもたちと一緒に幼虫が変化するごとに胸をときめかせ、喜びの声をあげる毎日でした。 神秘さや不思議さに目を見張る感性を持ち続けてほしいと思います。 レイチェル・カーソンが『知る』ことは『感じる』ことの半分も重要ではないと言っています。 美しいものを美しいと感じる感覚。 新しいものや未知のものに触れた時の感激、思いやりなどさまざまな形の感情を大切にしていきたいと思います。 |