こども園からのお知らせ!
初釜 ぞう組
2020/01/21 |
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年が明けて初めての茶道教室は初釜です。 いつも使わせていただいている公民館は正月仕様で、生花が飾ってありました。 部屋に入ると子ども達は 「甘い匂いがする!」 「お花の匂いじゃない?」 「すごく大きくてきれい!!」 と、生花に気付きうっとり。 いつもと違うのは、お花だけではありません。 普段畳の場所に、釜やお茶のお道具が置いてあり、子ども達は興味津々!! 「これ何?」 「棗って言うんだよ、お抹茶を入れるものなの」 と、先生との会話を楽しみながら初釜が始まりました。 柄杓の使い方を教えていただいている時、先生が柄杓から茶碗にお湯を注ぐと、 「わぁ、いい音」と、まったり。 耳を澄ませてみると、聞きなれた水の音でなく独特な優しい音がしていました。 つい目に見えるものを追ってしまいますが、音や香りなど感じる子ども達の豊かな感性に先生も職員も感心させられました。 いよいよ、実際にお茶を汲むことに挑戦です!! 柄杓を持つと緊張した表情の子ども達でしたが、お湯を零さないようにゆっくり丁寧にお湯を汲むことができていました。 柄杓さえ乗り越えたら、お運びや挨拶はお手の物です。 時々、間違ってしまっても、あ、間違えた!! と笑い、気付いた友達も間違えちゃったねーと笑い、楽しい雰囲気の中で正しいお作法をしていました。 先生が注意するより先に自分たちで気付けるようになったためか、先生も安心して子ども達の様子を見てみえました。 お作法も、お茶を点てることも上手になった子ども達ですが、先生が点てる姿を見て、 「背中真っ直ぐだね」 「手がすごく早い!!」 「泡がもちもちだよー」 と、先生のすごさに感服。 「次はもっと早く動かそう!」 「先生より上手になろう!!」 なんて、大きな山を越えようとする子も・・・。 どれだけ先生に近づけるか、子ども達の成長が楽しみです。 物を大切に扱うことや相手を思いやる心が、茶道と言う日本文化に触れることで自然と身に付いてきた子ども達、茶道教室は残り2回になってしまいましたが、楽しみながらも茶道を通じて何か感じてほしいなと思います。 |