沖ノ橋認定こども園 幼保連携型認定こども園 和光会グループ

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こども園からのお知らせ!

「新しい生活様式」を取り入れた保育の展開(感染症防止)

2020/05/27
いよいよ6月から、登園自粛期間があけて、本格的に保育が再開されます。行政から示されている「新しい生活様式」に基づいて、これまで実施してきた「感染防止を意識した保育」を今後も継続しながら、安全で楽しい保育を展開していきたいと思います。そこで、現在感染防止のために園で意識して行っている取り組みをご紹介します。


①手洗い指導の重点的な実施
 手洗いは感染防止のために、最も有効で効果が高いと言われています。緊急事態宣言発令以降、看護師と保育教諭が協力し、これまで以上に丁寧に手洗いの方法を子ども達に伝えながら、衛生的な生活が送れるように取り組んでいきました。子ども達も「おねがいかめさん~♪」と手洗いの歌を口づさみながら、楽しく丁寧に手洗いしています.


②戸外活動の積極的な展開
 密を避ける手立ての一つとして、「戸外活動」を積極的に保育に取り入れています。園外散歩、園庭での遊び、虫探し、夏野菜のお世話など、この時期ならではの戸外活動をふんだんに取り入れています。今後、サッカー教室や体操教室も開催していきますが、戸外を利用しながら大いに体を動かし、健康的な生活を送れるように配慮していきます.



③広い空間を利用した保育の実施
 沖ノ橋認定こども園には、広いホールがありますので、そこを利用した運動遊びやゲーム性のある遊びを行っています。なるべく子ども同士の距離を取りながら活動出来る様に、運動器具の配置なども意識しています。


④保育室での工夫
 子ども達が一番密接になる場所が「保育室」です。沖ノ橋認定こども園では、子ども達が密になりすぎないように、遊びのコーナーを保育室の四方に分けて設置し、子ども達が遊びを選びながら自然に分散できるように配慮しています。また、机の距離を通常よりも広くとり、午睡時に使用するベッドの間隔も広げています。他にも、保育教諭のマスク着用、保育室のアルコール消毒設置、ドアノブや水道・トイレなど共有部分の消毒、保育時間中の換気(常時)、さらに空気清浄機を各保育室に2台ずつ設置し常時稼働させるなど、感染防止に努めながら保育が出来る様に配慮しています。


⑤給食への配慮
 給食を準備する調理師や管理栄養士の手洗い、消毒、マスク着用の徹底。給食提供後,速やかに食べられるように配膳時間の短縮(食中毒防止の観点からも)を実施しています。また、給食時の子ども同士の間隔を広げるため、机の台数を増やし、一台当たりの着席人数を分散しています。

このように、様々な取り組みを実施していますが、保育現場ではどうしても密を避けられない状況が生まれたり、特に乳幼児さんについては身体的な接触は避けられないのも事実です。その中でも、職員同士で知恵を出し合いながら、今後も最大限、感染防止に配慮した保育を展開していきます。