こども園からのお知らせ!
思い出ランチ
2019/03/19 |
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今日は待ちに待った、思い出ランチ。 ナイフとフォークの使い方を身につけ、格好も 「私、かわいく結んでいくよ」 「僕、ネクタイでかっこいいんだよ!」 と、準備はばっちりです。 いつもと違うおしゃれな雰囲気に緊張した様子でしたが、乾杯と共に楽しい食事が始まりました。 最初の料理はカナッペです。 カナッペにのせた桜の塩漬けを食べてみると、 「桜餅の味がする!」 「うーん」 と、大人の味を噛みしめていました。 コンソメスープを飲み終わり運ばれてきたのは、今年からの新メニューの魚のソテー~オーロラソースとともに~です。 子ども達の嗜好に合うかなとドキドキしていましたが、そんな心配は杞憂でした。 「口の中でとろけて おいしい!!」 「オーロラソースって、給食のあけぼのソースと同じ味だ!」 「パプリカのっていて綺麗だね」 と、大好評でした! 柔らかい魚をフォークとナイフを使って、上手に食べていました。 ペロリと食べ終わると、お待ちかねのハンバーグです!! 「次、ハンバーグだよね!」 「長芋プランターってなんだろ」 「早く食べたいなぁ」 と、ドキドキワクワク胸がときめきます。 「わぁ!すごい!!」シェフの考案した長芋プランターに子ども達は、びっくり!! 「かぼちゃが虹みたい!ブロッコリーが太陽で、にんじんは星!」 「じゃあ、モクモクのマッシュポテトは雲だね!」 と、長芋プランターを空に例えた子ども達の発想に、次はシェフがびっくり!! お友達の一言で発想が広がっていくのは、今年のぞう組ではよく見かける風景です。 1年間、味見当番を通じて自分が感じた事を言葉にしてきたぞう組の子ども達。「お魚がとろけるよ」 「あ、パプリカ!!発表会で歌ったね」 「長芋はねばねばだけど、噛むとシャキシャキする!」 「このソース、トマトケチャップ使ってるよね、トマトの味するもん!」 と、自分が感じた事を、しっかり言葉にして、お友達との会話を楽しんでいました。 料理も終盤に差し掛かったとき、デザートのスプーンをじっと眺めていた子が、ポツリと呟きました。 「どうして、フォーク3本違う太さなのかな?」 考えた事もない疑問に大人はギクリ…。 急いで調べて、子どもだけでなく大人も、また一つ賢くなりました。 シャンパングラスやフォーク、ナイフを事も無げに使う子ども達は、普段より大人びていました。 4月から小学生。 思い出に残る、楽しいランチになったようです。 |